2013年5月1日水曜日

Do the right thing 6 回復力と順応力

年齢によって、変化するもの・・・

回復力と順応力。

コレには身体的側面と精神的側面の二つのサイドがあります。
そしてこの二つは反比例します、多くの場合。

まず、分かり易い身体的側面から。

CFでもあるように

『最近、疲れがとれないんだよね』
『そんなあなたにOOOOOV!』ってヤツ。

確かにあります。
私も暖かくなったので、寒い頃サボっていたランニングを
『そろそろ走るかぁ』と1週間前、再開したのですが
未だに後遺症の筋肉痛に悩まされています。

若い頃は、新しい事を初めてもすぐに順応して、
身体も回復したのですが、今は時間がかかります。
コレが年齢というモノでしょう。

反対に精神的側面。

まだ人生経験の浅い若い頃は何かでドジを踏んだりすると
『ヤベー、俺もう立ち直れない』などと
落ち込みはかなり長く続いたのですが
歳を重ねると『まぁ、こんな事もあるんじゃね-の』と図太くなり
一晩寝ると忘れたりします。
順応力も然り。
新しい事でも経験の蓄積を応用してあまりビビらない。

神様は良く人間をお創りになったものです。
精神的側面が未熟な若い頃は、身体的側面で補い、
身体的側面が老化すると、精神的側面でカバー出来るようになっているようです。

この考え方、発展させると国にも応用できるかも知れません。

若い国は『政治も経済も文化を発展させて良い国にするぞ!』
という建国のパワーが維持されているので
少々、下手こいても、すぐ立ち直って(回復して)次に向かいます。
身体的な国と申しますか。
その際たるモノがアメリカだとします。

しかし、歴史と伝統に裏打ちされた国は
何度も下手こいてるので、歩みは若い国より遅く、
頑固でなかなか言う事を聞いてくれず順応性が乏しい。
でも、歴史という経験があるだけに行動には規範みたいなモノが存在していて
すぐに戦争ふっかけたりはしないし、割と他国に対しても寛容に見える
その際たるモノが欧州、中国等、そして日本だとします。
(実際のところは判りませんが・・・)

改めて日本という国を歴史の中で考えてみると・・・
建国の父、聖徳太子様がおしゃった様に

『和をもって貴しとなす』だなぁと。

伝統的には喧嘩しない事をモットーとしています。
個人と個人でも意見が違うのに、多くの人の利権が絡む国と国では尚更のこと。
それでも、日本はなんとか喧嘩しないように折にふれて『和』を保つために
折衷案を取り、自分の意見をダイレクトに相手にぶつけない国風?を
編み出してきたとも思えます。
私は個人的にはあまり好きな国柄ではないんですが、それでも最近ニュースで見聞きする

『国際社会に合わせて憲法を変え、自衛隊を軍隊にする』には
どうもご都合主義を感じてしまう。

『グレーなものはグレーのままでいいんじゃない?今まで散々それでやってきたんだからさ、
 下手に順応しょうとしたら、怪我するよ、若い国じゃないんだから』
 などと私は思ってしまいます。

憲法の事はあまり詳しくないし、今日は書きませんが
もともと『まぁまぁまぁ、なぁなぁなぁ』のファジーな国柄なのに
なんで今さらそこだけ白黒ハッキリさせたいのでしょう。
だったら他にはっきりさせなきゃいけない事たくさんあるのに・・・・

Do the right thing,Man!!

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