2014年6月10日火曜日

AKB総選挙・・・

滅多にTVを観ないヒグチが雨で予定が流れて、
何となくチャンネルひねったら『AKB総選挙』
『何じゃこりぁ??』って感じで暫しぼーと画面を眺める。

ブラウン管の中には、
熱を込めてファンにお礼を述べる一位の『マユユ?』
雨天、濡れるのもはばからず熱狂する何万人ものファンの群れ・・・

一体AKBの女の子達は何を努力して一位まで駆け上がるのでしょう?
歌も踊りも下手。LOOKSだってまぁ人並み(ヒグチにはそう見えます)
彼女達が努力しているのは主にファン・サービス
つまりファンに如何に媚を売ってCD買ってもらい
『投票券』で自分に投票してもらうかですよね?

日本のテレビは80年代辺りから、
素人や一般人の人が出演する番組が視聴率を取り
どんどん一般人と芸能人の差異がなくなり
好感度などという言葉が生まれ
本来、毒のある芸能人も、どんどんテレビの枠の中で
毒を抜かれ、一般人と変わりなくなり
今やFACEBOOKなど見ると『一億総芸能人気どり』
『いいね』『いいね=好感度』の花盛り

芸能人と言うのは、読んで字のごとく『芸に能力がある人』です。
その昔より、特殊な技能を有するモノは『異形』とされ
畏敬の念を抱かれたり、時に疎まれたりしながらも
『怖いモノ見たさ』で人はファンになる。
ヒグチにはそれが正当なファンの掴み方である様な気がします。
しかして、芸は二の次三の次、
ファン・サービスだけで成り立っているのがAKB現象。

言い方は悪いですが、程の良いキャバクラのねーちゃんのグランプリを
メインのテレビ局のしかもゴールデンタイムの時間に
大の大人が一緒になって戦々恐々とやってる訳ですよ全国に向かって
コレ、世界広しといえど日本固有の独自の文化?だと思います。
それもかなり極まった感じの。

昔ニューヨークから帰国した当時に田原俊彦が
『ニンジン娘』という曲をオーバーオール着ながらTVで歌っている姿を観て

『凄いな日本って素人さんが歌番組で歌うようになったんだ』と友人に言ったら

『えっ?今その子が一番人気があるアイドルだよ』って言われた時
あんぐり口を開けたのを思い出しました。

簡単、お手軽なコンビニ弁当には
酸化防止剤やら、カラメル色素から、身体に悪いものたくさん入っています。

手軽で手の届きそうなアイドル。
お金で買える選挙権(投票権)
順位を上げるための応援という狂乱な中には
何が入ってるんでしょうね?


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